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昭和28年2月26日生まれ 男
昭和50年4月 中央大学法学部法律学科卒業
昭和55年 司法試験合格
昭和56年4月 司法研修所入所(第35期)
昭和58年4月 東京弁護士会登録
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<自己紹介>
 まず簡単に自己紹介をいたします。
自己紹介といっても、特にロマンスも持ち合わせていませんので、趣味と仕事との関わりについて少し述べてみたいと思います。

<車趣味の始まり>
 長い間私の趣味は自動車でした。とにかく物心ついたときから自動車に関する何かはいつも私の自由な時間の大部分を占めていました。今は、運転だったり、友人たちと希少な車を見に行ったり、イタリアの古い町並みを1957年最後のミッレミリアで優勝したフェラーリ315Sで走っている空想だったりするのですが、幼い頃は、父の運転する車の横で行き交う車の名前と年式と価格を言い当て、学生時代は、司法試験の基本書以上に繰り返して雑誌を読むことでした。
 私の父は酒屋をしていましたので、一番始めに家の車となったのはダイハツのミゼットというオート三輪でした。自動車に乗るのが好きでしたから、父の配達にいつも付いて行きました。ところが、その当時のミゼットは全くエンジンパワーがなく、坂の上のお客さんにビールを数ケース、日本酒を木箱で配達となると重くて全く坂道を上らないという有様で、荷物を半分くらい坂の途中に下ろしてそのうえ私がミゼットを押すといことになりました。そんな悲惨な日常の車体験の中で、自動車への夢をかき立ててくれたのがカーグラフィック誌でした。興味を持ちだして読み始めたのは1966年頃でしょうか。それ以降同誌は私の車のバイブルになりました。

<スポーツカー万歳>
 その当時、日本ではトヨタの2000GTが発売されたところで、2000GTは夢のまた夢のような車でしたが、世界にはもっとすごいスポーツカーがたくさんあるのことがわかり大いに夢をふくらませていました。
 その当時は、免許年齢にほど遠く、所詮乗るどころか見ることもままならない自動車ばかりでしたから、興味の対象は実用的なセダンよりも、低く,速く、かっこいいスポーツカーに集中していました。その花形はなんと言ってもイタリアのフェラーリ、マセラーティ、ランボルギィーニになるでしょうか。大学に入学した当時、友人たちと六本木あたりをうろついていたとき、初めてフェラーリ365GTB4(通称デイトナ)を見たときの感動は忘れられません。
 大学在学中や司法試験受験時代も判例時報は毎号は取りませんでしたが(もっとも、司法試験受験生で判例時報を読む人は希有でしょうが)、カーグラフィックだけは毎号欠かさず読破していました。

<運転も仕事のうち>
 そんな私ですから、弁護士としても何か自動車に関する仕事に関わりたいと思うようになりました。本来なら創造的なものに関わり合いたいところですが、私にとって仕事として関係できることは、まずは自動車のもたらす被害からの回復のお手伝いすることでした。クルマは楽しいものですが、事故というのは避けて通れないものです。登録後間もなく、弁護士会でこの問題を扱う交通事故処理委員会に関与するようになりました。この委員会には私が関わるようになった1985年当時からこの道の権威という先生が多数いらっしゃり、先輩の先生方から、色々ご指導を受けました。この委員会では、交通事故の賠償問題では有名な「交通事故損害賠償額算定基準」(いわゆる赤い本)を作成しています。
 しかし、物損事故での修理の問題や、評価損などの自動車の構造や修理方法及び自動車取引が関係する問題については余り議論がされず、車に関する情報は有り余っている私には極めて不十分な議論に思えました。
 法律の判断をするについては、その前提となる事実の知識が必要で、これがなければ適切な判断ができません。医療紛争、建築紛争、特許紛争などになればその分野での専門知識を知らなければ的確な判断はできないわけです。
 たかが車の修理とか取引の実態とかですから、それほど特殊専門的なことではないのですが、車関係で蓄えた情報を元に1993年2月「物損事故の原状回復」(東京三弁護士会交通事故処理委員会創立30周年記念論文集)という論文を発表し、それ以後も交通事故関係の論文や解説書などを執筆してきました。
 また、交通事故処理委員会で、高速道路の過失相殺について基準化する際に、先輩の高野弁護士とまだバラバラであった判例を調べながら、道交法の規範を考慮しつつ、運転慣行や運転特性などドライバーの感覚に馴染む合理的な基準を策定した過程などなかなか楽しい作業でもありました。
 車関係のことに興味を持っていることで、車に関連する仕事もでき、法律相談コーナーを担当したり、モータースポーツに関する紛争を扱うなど、大変興味深い仕事もさせて頂くようになりました。

<ワインは楽し>
 自由な時間は、自動車に関することに使っていることが多かったのですが、最近になって強力な趣味のライバルが現れました。実は最近ワインに興味を引かれるようになってしまったのです。ワインは、「キリストの血」ですから、ヨーロッパの歴史と切っても切れない関係にあり、ワインの物語と歴史の交わりなど興味は尽きません。昔は、酒の席でも飲まず(前に書いたように私は酒屋の息子ですがお酒はあまり飲めませんでしたし、飲まないで友人や先輩を車でお送りしても何の苦痛もありませんでした)、何処へでも車を運転して行きたい方でしたが、ワインに興味を持つようになってからは、お酒のある席(特にワイン)には車では行かなくなりました。自動車もワインもヨーロッパ、特に、イギリス、フランス、イタリア、ドイツが中心(イギリスはワインは作りませんが、重要な消費国で特にボルドーワインが広がったのは大英帝国の威光によるところが大きい)で、それぞれの国の歴史を引きずっており、こだわり出すときりがないという面では共通したところがあるように思われます。現在は弁護士にしてワイン関係の執筆で著名な山本博先生のご薫陶を受けている途中で、未だ未熟ですが、いずれ、この部屋でも自動車に関する法律問題の情報と共に息抜きにワインのお話しでもご紹介いたしましょう。




<交通事故問題あれこれ>

自己紹介のところでも触れましたが、私は、長年、弁護士会、あるいは(財)日弁連交通事故相談センターで交通事故問題に関わってきましたので事務所報を通じて典型的な問題、最新の問題などをお知らせしてきました。
 そこで、今回は、事務所報の原稿をホームページ用に若干手直しし、掲載することにしました。但し、賃金センサスなどの統計数値は、事務所報掲載時のものをそのまま利用しておりますので、ご了承ください。

 自動車の損傷に伴う賠償   (丸の内中央法律事務所報vol.1 2003.1.1)

   過失相殺     (丸の内中央法律事務所報vol.2 2003.8.1)

 慰謝料はどう算定される   (丸の内中央法律事務所報vol.3 2004.1.1)

 交通事故の責任   (丸の内中央法律事務所報vol.4 2004.8.1)

 民事上の責任としての損害賠償   (丸の内中央法律事務所報vol.5 2005.1.1)

 自動車保険あれこれ   (丸の内中央法律事務所報vol.8 2006.1.1)

 修理できても全損?   (丸の内中央法律事務所報vol.10 2007.1.1)

  飲酒運転と交通事故    (丸の内中央法律事務所報vol.11 2007.8.25)

 交通事故で損害賠償を請求できる人は?   (丸の内中央法律事務所報vol.12 2008.1.1)

 ETCレーンでの追突事故   (丸の内中央法律事務所報vol.13 2008.8.8)

 ペットの死傷と損害賠償   (丸の内中央法律事務所報vol.14 2009.1.1)