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弁護士コラム・論文・エッセイ

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弁護士 波床 有希子

2018年01月22日

入所のご挨拶と自己紹介

(丸の内中央法律事務所事務所報No.32,2018.1.1)

あけましておめでとうございます。

この度、弊事務所に入所しました波床有希子(はとこゆきこ)と申します。

 波床は珍しい苗字であるため、初対面の方からは、必ずと言っていいほど、何と読むのかと尋ねられます。私の両親の出身地である和歌山にある名前のようですが、県内でもあまり見かけることはありません。外国でも変な名前だと思われるのか、父の留学時に家族でアメリカに渡ったときには、現地のアメリカ人から「ハトコがfamily nameであるわけがないだろう、日本人でコがつくのはfirst nameだ」と、何故かかなりの勢いで力説されたこともありました。

 私は、転勤族の父の仕事の関係で、大阪、千葉、アメリカ、岩手へと引越しを重ねながら、子供時代を過ごした後、東京にまいりました。私が、これらの土地の中で、一番愛着を感じているのは岩手です。

 岩手では、非常にダイナミックな季節の移り変わりの中で、自然の豊かさも厳しさも学ぶことができ、多感な少女時代を過ごすには最高の環境でした。今でも、岩手と聞くと、昔住んでいたことがある!と誇らしげに喋ってしまう自分がいます。東日本大震災で、私が海水浴や修学旅行で訪れた浜辺の町がすべて流されてしまったことを思うと、自分の故郷が苦しんでいるように感じられて、とても心が痛みます。

 10代の頃には、考古学者か海洋地質学者になりたいと真剣に考えていたこともありましたが、裁判官だった父の影響もあり、大学進学時には法学部を選択しました。法学部では、法哲学に興味を持つようになり、憲法学で研究職を目指していた時期もあります。そのような私の経緯を知る友人からは、どの道であれ、てっきり大学に残るのだろうと思っていたのに、弁護士になるなんて意外だよねと言われることもありますが、一生の仕事として何をしたいかを考えた時、私は研究職よりも、もっと人と深く関わる仕事の方が向いているのではないかと思うようになったことから、ロースクールに進学して、司法試験を受験することにしました。

 私は、昔から、日本のものづくり文化がとても好きです。私の卒業した小学校は卒業論文を書かせることで有名な学校でしたが、私の卒論のテーマは、江戸の職人気質のリサーチで、実際に江戸職人さん達のお宅に伺い、取材をさせていただきました。今も、印伝、津軽塗、鎌倉彫、南部鉄器などの身の回り品を愛用しております。一日本人として、このような伝統工芸品に限らず、日本のものづくりにかける熱い気持ちや技術力を守っていきたいと思っています。また、日本人のビジネスに対する誠実な姿勢も、世界に誇れる美徳だと感じています。企業法務等の法律実務に携わる身として、そのような日本のビジネスの発展を支え、グローバル化する世界の中で勝ち抜いていけるよう、微力ながらもお手伝いさせていただきたいという思いで、弊事務所に入所いたしました。

 未熟なところも多々あるとは思いますが、誠心誠意、ひとつひとつの案件に向き合っていく所存です。

 ご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。

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