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弁護士 重富 智雄

2016年09月01日

入所のご挨拶―自己紹介をかねて

(丸の内中央法律事務所報No.29, 2016.8.1)

 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 平成28年1月より、丸の内中央法律事務所にて執務をさせて頂くこととなりました、弁護士の重富智雄と申します。僭越ではございますが、本紙にて私の自己紹介をさせて頂きます。

1.企業内弁護士として働いた経験について

 私は、平成23年度の司法試験に合格後、1年間の司法修習(配属庁:函館)を経て、東京弁護士会に弁護士登録をしました。そして、弁護士となってからの最初の3年間は、とある会社の企業内弁護士として勤務をし、その後当事務所に転籍を致しました。

 昨今、企業内弁護士という働き方をする弁護士が非常に増えております。10年ほど前まで、企業内弁護士の数は150人弱だったのですが、平成28年7月現在、その数は1700人を超えており、実に十倍以上に増えました。

 私は、大学は商学部出身ということもあり、企業のビジネスをサポートできるような仕事のできる弁護士になりたいと考えておりましたところ、こうした企業内弁護士という働き方が増えつつあることを知り、よりきめ細やかなリーガルサービスを提供するためには、企業のことをより深く理解する必要があると考え、弁護士登録後の最初のキャリアとして、企業内弁護士として働くことを選択致しました。

 私が入社した会社は、基幹ITシステムの構築業務を中心としながらも、他にも勤怠管理システム、音声合成ソフトウェアの開発・販売、医療機器の製造・販売、スマホ関連アイテムの販売、コールセンターの運営など、多岐にわたる事業を展開している会社でした。

 最初はそれぞれの事業の特徴などを理解することだけで精一杯でしたが、仕事に段々慣れてくると、事業毎にそれぞれ問題となる法的リスクの性質・内容が大きく変化することを少しずつ理解できるようになり、それぞれの事業の特色に配慮した回答が出来るようになりました。

 また、私は好奇心が強く、そしてビジネス自体に関する興味もあったことから、法務としての役割を果たすだけではなく、事業そのものに関する自分のアイディアも積極的に出すようになり、ビジネスを一緒に大きくしていくことの面白さを感じることができました。

 こうした企業内弁護士として仕事をしたことで得た経験はどれも非常に貴重な経験であり、この経験を、今後の仕事の中でも活かしていきたいと考えております。

 また、会社時代の経験として、仕事以外で大きく印象に残っているのが、会社内でマラソンチームを立ち上げたことです。

 会社に入社して半年ほど経った頃、オフィスを移転することとなり、大きな公園に隣接したオフィスビルに移ることとなりました。新しく移ったこのオフィスビルには、シャワーが借りられる店舗があったことから、マラソンが趣味という同僚を誘って、仕事終わりに公園の周りを一緒に走り始めたことが、マラソンチーム立ち上げのきっかけでした。

 最初は2人で始めた活動だったのですが、徐々に仲間が増え始め、今では15人近いマラソンチームとなりました。タスキを繋ぎながら交代で走るリレーマラソンイベントに出場したり、ハーフマラソン大会にみんなで挑戦したりするなど、仕事以外でもとても充実した時間を過ごすことができました。

 当事務所に転籍した後も、このマラソンチームに参加し続けており、休日には前職時代の仲間と一緒に、マラソンイベントに参加したりしております。

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ハーフマラソン大会にて)

2.函館での生活について

 会社員として働いた時の話から少し遡り、司法修習時代に函館に住んでいた頃の話をご紹介させて頂きます。

 私は2歳の頃に横浜に移り住んでから、司法修習で函館に行くまで、ずっと横浜に住んでおりました。

 そんな私の修習配属地が函館になったのは、配属地の希望を書く際、横浜と同じ港町であり、一度は行ってみたいと思っていたことから、希望地の一つとして書いたのがきっかけです。ただ、函館は第5希望としていたので、まさか本当に当たるとは思っていなかったため、配属地を知らせる書類に「函館」という文字を見つけた時は、驚きと嬉しさと北海道での暮らしへの不安が入り混じる複雑な気持ちになったのを今でも覚えております。

 そんな不安混じりで始まった函館での生活ですが、いざ暮らしてみると、函館は本当に住みやすい街で、函館で過ごした約1年間はとても楽しいものとなりました。

 名産品であるイカなどの魚介類はもちろん、スープカレーやジンギスカンなどの食べ物がとても美味しく、函館山から見る景色はとても綺麗で(夜景だけでなく、日中の景色も絶景です)、五稜郭も春は桜、冬は真っ白な雪景色となって、季節ごとに様々な姿を見られるなど、一年を通じて函館の様々な魅力を堪能することが出来ました。

 今でも年に一度は必ず函館に旅行に行くようにしており、私にとって函館はすっかり第二の故郷となっております。

 もしもまだ函館に行ったことがないという方がいらっしゃいましたら、北海道新幹線も開通したことですし、旅行先として是非一度ご検討下さい。

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(函館山の夜景)

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(五稜郭)

 

3.最後に

 浅学の身ではございますが、日々研鑽に励み、一つ一つのご依頼に誠心誠意取り組み、皆様のお役に立てるよう精進していく所存でございます。

 何卒、皆様のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

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