すまいをめぐる問題としては、例えば次のようなものが挙げられます。
借地借家紛争
借地借家紛争としては、賃料滞納、敷金の返還、賃料の値上げ・値下げ、更新料の支払、建物の明渡し等が問題となります。貸主、借主いずれの立場であっても、法律に基づいて早期に適切な措置を講ずることが重要です。
建築紛争
建築紛争の例としては、マイホームを建てた際に当初の見積もりとは大きく異なる金額を請求された、建築された建物に重大な不具合がある、施主が建築工事の工事代金を支払ってくれない等の問題を挙げることができます。建築紛争は、不動産という価値の高い物をめぐる争いであり、金額も大きなものになりがちです。損失を拡大させないためにも、早めに弁護士に相談することをお勧めします。
近隣問題
近隣問題としては、隣地との境界線に関する争い、騒音問題、建物建築に伴う日照阻害等が挙げられます。特に騒音、日照等の住環境をめぐる問題については、近時様々な裁判例が蓄積されているところであり、これらを踏まえた対応をすることが肝要です。