
2024.01.05
長年株主総会や取締役会が行われないまま家族経営が行われていた会社について、家族間で経営方針に対立が生じ、適法に会議を開催して役員の交代や会議運営を行う必要が生じた。
株主構成や株主の意向を確認した上、株主総会や取締役会の開催について会社法で定められた手続を履践しながら会社運営を行うことにつき、事前に練習を行ったり、会議に同席したりした。
手続的な違法を指摘されることなく、役員の交代を含め、会社法に則った手続きを進めることができた。
中小企業のうち、特に家族経営の企業の場合には法律に定められた手続きが行われていない場合が多いですが、そのような運用を変更するときこそ適法に手続きを進める必要がありますので、会社法などの諸規程に目を配りつつ、手続きを進めていく必要があります。