
2023.10.18
映像制作の下請けを行っている会社において、映像制作を完了させ、納品も完了し、当該映像作品の配信も無事に完了した。
それにもかかわらず、発注元は、納品及び配信が完了したはずの映像作品の未完成を主張し、代金を支払おうとしなかった。
発注元の依頼した弁護士と交渉をしたが、発注元は不合理な主張を繰り返すばかりで、残代金の弁済をしないどころか、請負契約の解除を主張して来た。
そのため、代理人間協議を打ち切り、また、発注元に入金される予定だった別案件の売掛金の存在を突き止め、当該売掛金に対する仮差押を実施したうえで、残代金の支払いを求める訴訟を提起した。
仮差押が功を奏し、また、訴訟も勝訴に終わり、紛争を全面的に解決することができた。